エリアビイ ニュースレター

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エリアビイ ニュースレター No.95

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■□■ エリアビイ ニュースレター No.95 □■□ 2016/4/27
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お客様各位

お世話になります。エリアビイジャパン代表の鈴木です。

もう4月も終わり。ゴールデンウィークもすぐそこですね。皆さん、どう過ごされるのでしょうか。

今回もまた長いメールですが、お手すきの時に、よかったらお読みください。

鈴木

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■一発試験合格への道のり② ■
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前々回のメールで、私はアメリカの運転免許が失効してしまい、日本の普通免許が無く、所謂一発試験にチャレンジしていて、仮免許の学科試験までは合格した事を書きましたが、今回はその続きを少し書こうと思います。

一発試験の合格までには、概ね次のようなステップを踏みます。
1) 仮免許学科試験
2) 仮免許技能試験(試験場内)
3) 本免許学科試験
4) 本免許技能試験(路上)
5) 講習
6) 普通免許交付

私は1)を2月の段階でパスしていましたので、3月に仮免許技能試験を受けるべく、私が住む神奈川県の運転免許試験場がある二俣川の自動車学校の講師のもと、本番でも使われる試験場の試験コースで2時間講習を受けました。

キープレフト、普通の運転からするとしつこく感じる安全確認は当たり前、遅すぎても速すぎてもだめなスピード。あとMT車は発進時にほんの少しでも後退すると減点で、サイドブレーキを引いての発進を多用するなど、普段運転に慣れている人でも、合格するには本当に難しいと感じました。

一発試験の工程の中で、この仮免許技能試験が1番難しいらしく、ネットで調べてみると、皆さん4、5回この仮免許技能で落ちるようです(中には10回とか)。コツは、「落ちても普通だから、折れずに頑張れ」とのこと。

ということで、ともかく3月23日に最初の技能試験を受けました。あわよくば合格したいなと考えていましたが、結果は不合格。。。

試験はコースを決められた順に周り、減点方式で採点され、70点以上で合格です。減点方式なので、コースの途中で70点の持ち点が無くなると、容赦なく「はい終わりだから、スタート地点にもどって」と言われその場で終了です。何が悪かったかはある程度教えてくれますが、あまり具体的ではありません。

試験は前の人の試験を後部座席に座って観察できます。試験当日、私が受けるMT車は四人で、私は最後。ところが、私の前の人は全く準備不足で、緊張していたのか走りだして直ぐのカーブで縁石に乗り上げて、一発で試験終了。全く参考になりませんでした。

私の番になりますが、考えていたよりリラックスして運転できたと思います。順調にコースを巡り、案外このまま最後まで完走できるんじゃないかと油断したのか、右手で窓を閉じる操作をした瞬間、あれだけ肝に命じていた10時10分に持つべきハンドルを、普段の癖で左手で軽くハンドル下側で保持した事をその場で口頭で注意され(致命的なミスでない限り、試験官は何も言いません)、大きく減点。

それでも、なんとか集中して試験を続けましたが、最後あともう少しでゴールという所で、「はい終了」となり、あえなく不合格でした。先ほどのハンドル保持が甘かった点以外に、カーブでスピードが速いという事を言われました。

2回目は桜も咲く3月最終日の31日。前回の試験を参考に、イメージトレーニングも自分としては完璧で挑みました。MT車受験者は私入れて3人。AT車は20人弱ぐらい居たと思います。

私の前の受験者はどうも緊張しているのか、運転がギクシャク。安全確認もやり過ぎで、まったくスムースじゃありません。案の定、コース半ばで終了。

次は私の番です。運転席に乗り込むと「準備ができたら発進してください」と言われたので、ミラーをあわせて大きく深呼吸し、クラッチを踏んでギアを入れてスタートです。

2回目の試験も、リラックスできていました。出だしは特に重要だと考え、スタート直後のイメージトレーニングは何度も何度も繰り返しました。ストップ後にサイドブレーキ忘れで少し後退するなど、試験中は自分でもわかる若干のミスはありましたが、なるべく気に留めず、ゴール目指して走り続け、なんとか「はい終了」にならず完走しました。

完走しても、正式な合否発表までは油断できません。私も試験後に車中で試験官から、ブレーキが遅いとか、安全確認がなってない所がある、等と色々と言われてしまいました。

これは完走したけどダメかも、いや不合格の場合ショックがでかいから、ダメと思っておこう等と考えながら、合否発表までの1時間程、待合場所で悶々と過ごしました。

その結果、合格でした。

その日の合格者は私と、AT車の女性が一人だけ。更に1時間以上退屈しながら待ち、仮免許の交付をうけました。

ということで、桜咲くなか2回目でなんとか仮免許技能試験をパス。次回は本免許学科試験でが、これは仮免許でやってた問題集でもう一度集中的に勉強します。

君にもできる一発試験。その後はまたの機会にご紹介します。

鈴木

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■ 展示会のお知らせ ■
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5月11日(水)~5月13日(金)に国際展示場で開催されるJapan IT Week春(通販ソリューション)に出展いたします。

皆様、ご都合が宜しければご来場ください。

展示会URL:
http://www.ts-expo.jp/haru/

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■ アメリカ帰りのウラシマレポート 第28回 ■
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4月といえば入学・入社、新しい生活をスタートさせる月ですね。我が家の娘も、喜々として毎日大学に通っております。

ところでネットで新聞記事を見ていたら、某紙の記事で、東大の学長が入学式の式辞で「東大生よ新聞を読め」と訓示したとか、キョウビ親が大学の入学式や会社の入社式についていくような世代、東大生もここまで地に落ちたか、と思いましたよ。

しかし、裏取りは技術者の基本、ということで東大のサイトで「平成28年度東京大学学部入学式 総長式辞」を読んでみると、もっとずうっと格調の高い話じゃないですか。そもそも“総長”を“学長”と言う時点で間違っている。

ものすごくかいつまんで内容をまとめると、「科学技術がどんなに発達しても様々な問題を解決するのは技術ではなく人だ。知をもって問題解決に貢献する人つまり“知のプロフェッショナル”になることを東大生に期待する。」と、そして“知のプロフェッショナル”になるために養うべき3つの基礎力とそれを使う上で必要な2つの視点について語っているのですね。詳しいことは東大の「五神総長メッセージ集」から辿ってみてくだされ。

で、その“新聞”のくだりは、2つの視点について、「インターネットでヘッドラインだけ見るのではなく、きちんと記事をよみ、更に海外のメディアにも触れて、様々な報道や視野に触れるようにして欲しい」、ということで、それに東大生にはオンラインで新聞が読めるようにしているから、わざわざ購読をしなくてもいいと、例の記事とはずいぶんと印象の違う話じゃないですか。

新聞の購読者が減り続ける中、東大総長の話を渡りに船にしたかったのでしょうが、でも、実は我が家も新聞をとっていないし、申し訳ないけど、東大総長が推薦しても、今のところ購読しようという気持ちが湧かないんですよね。

アメリカに居た時はサンノゼマーキュリーをとっていたんですよ、紙媒体で。読んでいて面白かったですし。大統領選挙の時なんかは、「我が社は社内協議の結果民主党を応援することにしました」なんて堂々と宣言する、そういう主義主張が記事に魅力を与えていると思うんですよね。一本の記事も、大事だと思うことはかなり字数を割いて掲載するので、読み応えもあるんですよ。

翻って日本の新聞を含めたメディアって、中立性に重きを置いているというか、記事も短くまとめられているけれど、だからどうしたって、物足りなさを感じることが多いんです。もっと主張してもいいんじゃないかな。「偏向している放送局の電波は止めることもある」なんて言っている大臣もいるけど、やれるもんならやってみろという気概をもって欲しいです。

4月20日付けのニュースでは、国境なき記者団の「報道の自由度ランキング」で、日本は昨年の61位から72位に下がったと報道がされていました。みなさんもこれに触れられたかと思います。新聞を購読していないので、ネットでチェックすると、時事ドットコムが「公共放送を含む多くのメディアが安倍晋三首相の意向を推し量り、自主規制に甘んじている」ことがランクダウンの理由と言っていて、他の新聞社の記事も大体こんな感じです。

実際に国境なき記者団のサイトの方で調査報告レポートを見ると、指摘はもっと苛烈で、「安倍政権は報道の自由にとって脅威となっている」とまで言っていて、「政府の圧力によってメディアが自主規制を行った結果が国谷さん、岸井さん、古舘さんの番組降板だ」なんてことまで言い切っている。日本の新聞は字数を短くまとめている、のだとしても、国境なき記者団がそこまで言っていることを伝えないのは、どうしてなんだろう、私の感じる物足りなさって、そういうところにあるんですよね。みなさんはどう思われますか?

あ、本コラムも自主規制による字数制限があるので、話の途中ですが今回はここまでになります。また次回まで

池田 貴志

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鈴木 一成